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ツール紹介

物件3件の比較提案書、
手作業をやめたら何が変わったか

内見前夜に、マイソクを並べて資料を組む。あの時間を「物件情報を入れるだけ」にした話です。

明日は10時から内見。ご案内する物件は3件。お客様には「比べやすいように資料をまとめておきますね」と言ってある。

夜、事務所でマイソクを3枚並べて、家賃・敷金・礼金・初期費用を表に打ち直す。帯(業者情報)を隠すために画像を切り抜き、ページの体裁を整えて、印刷して、抜けがないか見直す。気づけば1時間が過ぎている。

わたし自身、この作業を何度も繰り返してきました。物件が変わるたびに同じ表を作り直し、お客様が「やっぱりもう1件見たい」と言えば、また作り直しです。

「提案資料ジェネレーター」は、この夜の1時間をなくすために自分用に作ったツールです。この記事では、実際の画面と動画で、何ができて何ができないのかをそのまま紹介します。

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動画(約30秒・音声なし):「サンプルで試す」を押してから、提案書ができて社内情報を隠すまで。画面はすべて架空のサンプルデータです。

手作業の何がつらかったのか

提案書そのものは、難しい書類ではありません。つらかったのは、次の3点です。

手作業をやめて分かったのは、「資料を作る時間」より「作り直す時間」のほうが大きかったということです。

作ったもの:提案資料ジェネレーター

この章の流れ

  1. 物件情報を入れる
  2. 提案書がその場で組み上がる
  3. 初期費用ページと、その場での値引き
  4. 社内情報を隠して、PDFに保存する

1物件情報を入れる

左のフォームに、物件名・住所・家賃・敷金・礼金などを入れていきます。会社名・担当者名・電話番号は前回の入力を記憶しているので、毎回打ち直す必要はありません。

はじめて触るときは「サンプルで試す」を押してください。架空の3物件が入り、出来上がりの形を先に確認できます。

提案資料ジェネレーターの起動画面。左に入力フォーム、右にプレビュー
起動直後の画面。左がフォーム、右が提案書のプレビュー

2提案書がその場で組み上がる

入力すると、右側に表紙・物件比較表・初期費用まとめ・物件ごとのページが順に並びます。ページごとに「PDFに含める」のチェックがあるので、不要なページを外すことも可能です。

提案書の表紙。お客様名と3物件のご提案という見出し
表紙。お客様名と作成日が入り、会社名と担当者名が下に載る

物件比較表では、初期費用が一番安い物件に「最安」のバッジが自動で付きます。お客様が最初に見るのはたいてい合計金額なので、ここが一目で分かるようにしました。

物件比較表の初期費用合計に最安バッジが付き、その下に物件ページが続く
比較表の下段と、続く物件ページ。金額はクリックでその場で修正できる

3初期費用ページと、その場での値引き

物件ごとに初期費用のページが作られます。日割り家賃と前家賃は入居日から自動で計算され、火災保険がマイソクに書かれていない場合は「仮」の印つきで概算が入る仕組みです。

仲介手数料は「要確認」の色で表示され、クリックすると金額を確定または変更できます。値引きすると取り消し線つきの表示になり、比較表と初期費用まとめにも同時に反映されるので、直し忘れがありません。取り消し線を出さず、修正後の金額だけを載せる表示も提案書ごとに選べます。

物件の初期費用ページ。仲介手数料が要確認の色で表示され、合計と毎月の支払いが並ぶ
初期費用ページ。仲介手数料は「要確認」の色で、クリックして確定する

ペットの飼育予定を入れておくと、各物件のページにペット条件の確認欄が出ます。資料から読み取れない条件は「確認が必要」と赤く出るので、確認漏れを防げるはずです。

4社内情報を隠して、PDFに保存する

AD(広告料)やキーボックスの番号など、🔒印の社内情報はPDFに載りません。「社内情報を隠す」ボタンで、画面からも消せます。お客様にiPadで見せるときは、先にこのボタンを押しておく使い方です。

社内情報を隠した状態の提案書プレビュー
「社内情報を隠す」を押した状態。この画面のままお客様に見せられる

最後に「PDFに保存」を押せば、A4横の提案書がそのまま出力されます。作った提案書は履歴に残るので、翌週の再内見でも同じ資料を開き直せます。

できないこと・注意点

よくある質問

提案資料ジェネレーターについて、よく聞かれることをまとめました。

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まとめ

提案書づくりの1時間は、資料を作る時間ではなく、転記と計算と作り直しの時間でした。提案資料ジェネレーターは、その部分をブラウザに任せるための道具です。

わたし自身が自分の内見で毎回使っているので、直したい所は先に気づきます。同じ夜を過ごしている方に、そのまま使ってもらえたらうれしいです。

やの

現役の宅建士・不動産エージェント(大阪府)。ここにあるツールは、全部自分の業務で困って作ったものです。

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